速度制限装置(NR)については、牽引能力を高める一方で空車時も作動するため、
制限された速度での走行となりドライバーの労働時間の長時間化が課題とされております。
このため、全日本トラック協会では、特殊車両を使用する専門部会を中心に更なる輸送の効率化を推進するため、
国土交通省に対し空車時における速度制限装置(NR)機能の解除を要望して参りました。
今般、全ト協の要望を踏まえ、国土交通省より別紙「速度制限装置(NR)機能の一時的解除の取扱い」において、
牽引車のNRの機能を一時的に解除する場合の取扱いが示されましたのでお知らせいたします。
なお、NR機能を解除することができる車両型式は限られ、現在、各メーカーにて準備中です。