国土交通省の「事業用自動車総合安全プラン2025」において、飲酒運転ゼロを目標に
掲げ取り組んでいるところですが、本年9月現在、全国で27件もの事業用自動車での飲酒
事故が発生しています。
ご承知のとおり、事業用自動車による飲酒運転は、ドライバーに対する厳しい罰則だけで
なく、事業者も厳しい行政処分を受けることとなり、社会的信用が失墜し、経営にも大きな
影響を及ぼすこととなります。
昨今、社会的に必要不可欠な事業として認められている運送業界ですが、ほんの一握りの
心無い事業用トラックドライバーが引き起こす飲酒運転により、「運送業界全体の体質的な
問題」ととらえられることとなり、こうした状況が引き続き発生するような事態となれば、
運送業界の社会的信頼性は著しく失墜してしまいます。
つきましては、令和7年度年末年始の交通安全県民運動期間中(12/10~1/10)、飲酒運転
という反社会的行為の根絶を図るために、下記内容について再確認・再徹底いただくとともに、
社内で飲酒運転追放を呼びかけ、役員を含む全社員が「飲酒運転ゼロ宣言」への署名を実施
いただきますようお願い申し上げます。
1.乗務前後の対面点呼時はもとより、対面でなく電話その他の方法で行う点呼の場合に
おいても、アルコール検知器を用いた酒気帯びの有無の確認が確実に行える点呼実施
体制が確立できているか再確認し、運行中(会社を出て会社に帰ってくるまで)は飲酒
を絶対行なわないなど、必要に応じた社内ルールの見直しを行う。
2.交通安全運動等の機会をとらえ、事業用トラックが関係した飲酒運転事故事例を周知する
などして、運転者に対する飲酒運転根絶意識の徹底を図る。
3.飲酒運転による交通事故を一掃していくために、職場において、互いに飲酒運転追放を
呼びかけ、「飲酒運転ゼロ」を徹底することを宣言する。
※別紙宣言書に役員を含む全社員が署名することにより飲酒運転根絶を図る。






